たいせつなことは船が教えてくれる

2017年 1冊目に読んだ本
たいせつなことは 船が教えてくれる
新しい年のはじまりに読むには
とても良い本だった
こども向けに優しい言葉と文章で
綴られているけれど 物事の本質や
人生の時間について考えさせられる

大きな海に浮かぶ大きなコンテナ船
積荷を積んで 世界を渡航し
積荷を降ろし また積んで 帰ってくる
そんな風に ぼんやりと
思っていたけど その背景や
ストーリーをこの本を読むまでは
想像したことがなかった

コンテナ船には いろんな国の人が
乗船し 働いている
それぞれの役割を果たし
ルールを守り そこには小さな社会
小さな世界が成立していた
些細なミスでも大事故になりかねない
緊張の連続 海賊やテロ 災害と
常に危険と隣り合わせ
限られた資源での海上生活
その海上生活は 約77日間にも
及ぶのだそう
それでも素敵な笑顔で楽しそうに(実際には大変なこともたくさんあると思いますが)仕事をしているクルーのみんな
1日1日を大切に 真剣に
そして 楽しく生きている

何もかも便利になりすぎた世の中
船の旅のように ゆったりと
目的地に着くのもいいかもしれない
飛行機なら4時間で着く香港に
4日かけて船で行ったっていい
遠回りをして見える景色だって
あるのだから

私もいつか船旅で世界を見てみたいな
国籍や肌の色が違っても
笑顔は みんな共通
たどり着いたその土地に住む人たちに
〝Hello〟なんて 手を振りながら

人生の目標が また1つ増えました


最近のはまりもの
食べ始めたら ハムスターばりに
永遠にパリポリが止まらなくなるため
毎回15粒と決めている

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